ここは上級編です。観光ガイドには載らない、県民でも答えに詰まる問題ばかりを集めました。琉球王国の人物、古い暮らしの道具、祭祀の言葉、伝統工芸。半分わかれば相当な沖縄通です。全問正解できたら、もう説明することは何もありません。
全10問。あなたは何問わかる?
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沖縄の伝統的な屋敷にあった「フール」とは?
- 豚小屋を兼ねた便所
- 井戸
- 米蔵
- 家畜の水飲み場
答え:豚小屋を兼ねた便所
石造りの便所で、かつては豚小屋を兼ねていました。衛生上の理由で戦後は使われなくなりましたが、遺構が各地に残っています。
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琉球王国で役人の位階を示していたのは、冠(ハチマチ)の何?
- 色
- 形
- 大きさ
- 結び方
答え:色
紫、黄、赤といった冠の色と、簪(かんざし)の材質で位階を表しました。首里城の儀式では、この色で立ち位置まで決まっていました。
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エイサーで使われる、小型の片面太鼓を何という?
- パーランクー
- チョンダラー
- サナジャー
- ミルク
答え:パーランクー
パーランクー。大太鼓・締太鼓とともに使われます。ちなみに「チョンダラー」は白塗りの道化役で、隊列を盛り上げたり進行を仕切ったりする役回りです。
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琉球の祭祀を束ねた女性神職の最高位は?
- 聞得大君
- ノロ
- ユタ
- ツカサ
答え:聞得大君
聞得大君(きこえおおきみ)。国王の姉妹などが就き、各地のノロ(祝女)を統括しました。就任の儀式は斎場御嶽で行われています。
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琉歌の基本的な音数は?
- 8・8・8・6
- 5・7・5・7・7
- 7・7・7・5
- 5・7・5
答え:8・8・8・6
合計30音で、三線の拍に乗せやすい形になっています。和歌の5・7・5・7・7(31音)とは別の伝統です。「かぎやで風」など多くの古典曲がこの形式です。
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1605年、中国からサツマイモを琉球へ持ち帰った人物は?
- 野國總管
- 儀間真常
- 蔡温
- 羽地朝秀
答え:野國總管
進貢船の役人だった野國總管(のぐにそうかん)が、福建省から鉢植えで持ち帰りました。嘉手納町野国の出身で、たびたびの飢饉から人々を救った作物として今も顕彰されています。
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18世紀に三司官として林政や治水の改革を進めた琉球の政治家は?
- 蔡温
- 程順則
- 阿麻和利
- 尚泰
答え:蔡温
蔡温(さいおん/1682〜1761)。山林の保護、河川の改修、農業指導など実務的な改革を進めました。庶民向けの道徳書『御教条』でも知られます。
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1458年、勝連城を拠点に王府へ反旗を翻したとされる按司は?
- 阿麻和利
- 護佐丸
- 察度
- 尚円
答え:阿麻和利
護佐丸・阿麻和利の乱。中城城の護佐丸を討ったのち、首里へ攻め込んで敗れました。組踊では悪役として描かれますが、勝連に繁栄をもたらした名君だったという評価もあります。
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読谷村に伝わる、色鮮やかな幾何学模様の織物は?
- 読谷山花織
- 宮古上布
- 久米島紬
- 芭蕉布
答え:読谷山花織
読谷山花織(ゆんたんざはなうい)。南方との交易で伝わったとされ、明治以降に一度は途絶えましたが、1960年代に地元の女性たちの手で復元されました。
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三線の楽譜「工工四(クンクンシー)」を考案したとされる人物は?
- 屋嘉比朝寄
- 玉城朝薫
- 蔡温
- 程順則
答え:屋嘉比朝寄
屋嘉比朝寄(やかび ちょうき/1716〜1775)が、中国の楽譜を参考に考案しました。それまで口伝えだった琉球音楽を記録できるようになり、117曲を収めた工工四が残っています。
