やんばるにはシイ・カシ類を多く含む亜熱帯林が広がっています。秋にはドングリを実らせ、オキナワトゲネズミやケナガネズミ、リュウキュウイノシシなど、森に暮らす多くの生き物たちの食料になります。
一方で、ドングリの生産量には年によって大きな変動があり、生き物の行動や繁殖に影響を及ぼす大きな要因になると考えられています。
国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所では、ドングリの生産量を調べる「ドングリ豊凶モニタリング調査」を行っており、森の生き物たちを知るための重要な情報となっています。
当日は、豊凶モニタリング調査についての説明と、双眼鏡を使用したドングリの数え方のレクチャーを受けた後に、実際にドングリを数えてみます。
今年はドングリ調査のみのイベントとなっておりますが、後日、調査の結果をお知らせする講演会を開催する予定です。
みなさんもどんぐり調査隊の一員になってみませんか?