「水ぬぐすーじさびら!2025」は、日本「水の日」(8月1日)および「水の週間」(8月1日~7日)にあわせて開催する啓発イベントです。本年は「応急水源」をテーマに、災害時の生活用水確保という視点から、地域に根ざした湧水や井戸の役割を見つめ直し、持続可能な水利用と防災のあり方について考える機会とします。
島嶼地域では、大規模なダムや河川などの水資源が乏しく、地下水や湧水といった地域資源に多くを依存しています。一方で、こうした資源の活用や保全には、地域住民の知恵や経験、そして行政の制度的支援が欠かせません。
本イベントでは、災害時協力井戸制度を導入した自治体の先進的な取り組みや、防災とケアをめぐる実践的知見を共有し、次世代に向けた地域防災のしくみを共に考えます。研究者、自治体職員、福祉関係者、学生、市民など、分野を超えた参加者が一堂に会し、「水」を通して支え合う地域社会の可能性を探る場とします。行政職員、水資源や防災・福祉に関心のある市民、学生、教育関係者など、たくさんの方のご参加をお待ちしております。
午前中は体験型のワークショップ、午後はセミナー形式で行います。
現地参加の方は事前申し込み不要で、午後のセミナーをオンラインで参加される方は開催日前日までに申し込みが必要となります。
詳細につきましては、チラシ画像をご覧ください。